【試験結果】
今回は1箱あたり約2kgの漁獲物を入れ、一般の運送業者に1箱180円で福岡市魚市場まで運送してもらい、約300箱を試験出荷しました。その結果ですが、小型エビ類、シャコ、イイダコ及びカレイ類は地元魚市場より高価格で競られる傾向がみられ、魚種によっては運送費や箱代等その他諸経費を差し引いても、福岡市中央卸売市場へ出荷する価値があることが判りました。
今後も、豊前海研究所では漁業者と実用化に向けた協議を重ねながら、出荷時期、出荷先、さらには出荷方法の改善等を加え、販路拡大に向けた試験を継続実施していく予定です。
(豊前海研究所浅海増殖課) |