なみなみ通信Vol.48 |
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豊前海のかき養殖業者で組織する「豊前海区かき養殖研究会」では、「豊前海一粒かき」のブランド化を進めるため販売促進キャンペーンに取り組んでいます。平成23年2月4日には福岡都市圏における販売促進のため、恒例となっている天神キャンペーン(天神中央公園)を行いました。このイベントは10年以上継続しており、「豊前海一粒かき」の名前を知っている市民も多く訪れ、用意した1,600kg
のカキは夕方までに完売となりました。 2月17日から20日にかけては、首都圏への販路拡大を目指して、来福者に対し「豊前海一粒かき」をPRする福岡空港キャンペーンを行いました。キャンペーンでは、電子レンジを用いた調理の実演と試食を行い、機内持ち込みができる容器に詰めたカキを1日200箱(1.2kg入り)の限定で販売しました。試食をした旅行者は「おいしい」と好評で、全日とも完売しました。このキャンペーンを始めてから、首都圏からの顧客が増加しており、今後もさらに「豊前海一粒かき」のブランド名を浸透させていきます。 3月5、6日には、新たな販路として期待される沖縄でのキャンペーンを行いました。このキャンペーンは、「豊前海一粒かき」の魅力を広く沖縄の方にPRするために、平成20 年度から炭火かき焼きの試食や無料配布を行っていたものですが、本年は、豊見城市の「JAおきなわ食菜館菜々色畑」の協力により、現地では初となる試食販売に取り組みました。沖縄での「豊前海一粒かき」の試食は好評で、用意した500 袋(0.9kg入り)のカキはまたたく間に完売して大変盛況でした。今後は、この直売所との交流を深めながら、沖縄への販売を拡大していく予定です。 漁業者が自ら生産したものを自らの手で売っていく「直売」の取組を推進するためには、水産物の積極的なPRが必要不可欠です。研究所では漁業者のこうした取組を継続的に支援していきます。 |
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上段左:天神(天神中央公園)キャンペーン 上段右:福岡空港キャンペーン 「豊前海一粒かき」の販売促進キャンペーンを開催 下段 :沖縄キャンペーン |
(豊前海研究所) |
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