筑前海貧酸素赤潮情報

平成2231

福岡県水産海洋技術センター

研究部

 平成22年5月31日の調査により赤潮発生を確認しました。発生状況は福岡湾東部域で港内で濃密に分布しています。発生優占種はラフィド藻(Heterosigma akashiwo) 最大密度 265,000cells/mlです。漁業被害については平成22年5月31日現在ありません。
 この赤潮は有害で、数万細胞/mlを超すと魚類等がへい死するおそれがあります。
 本海域でのかごや建網などの操業や漁港内の活け間等で魚介類を畜養する場合は、十分に注意してください。特に濃密海域での畜養等は控えてください。