筑前海貧酸素赤潮情報

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福岡県水産海洋技術センター

研究部

 

 平成24年6月20日の調査により赤潮発生を確認しました。発生海域は福岡湾全域で、湾全域に濃密に分布しています。発生優占種はラフィド藻(Heterosigma Akashiwo)で、最大密度 23,100cells/mlです。漁業被害については平成24年6月20日現在ありません。
 

 ラフィド藻(Heterosigma Akashiwo)の赤潮は有害で、数万細胞/mlを超えると魚類等がへい死するおそれがあります。漁港内のいけま等における魚介類の畜養等は控えてください。