筑前海貧酸素赤潮情報
平成24年9月10日
福岡県水産海洋技術センター
研究部
平成24年9月10日の調査により赤潮発生を確認しました。
発生海域は福岡湾全域で、湾全域に濃密に分布しています。
発生優占種は珪藻類(Cheatoceros sp.)最大密度 1,200cells/ml及び珪藻類(Skeletonema sp.)最大密度 800cells/mlです。
漁業被害については平成24年9月10日現在ありません。
※Skeletonema sp.については、7月17日より継続中です。
9月10日現在、博多湾東部全域で貧酸素状態となっています。
この海域では、魚介類などの蓄養は行わないで下さい。
また、この範囲以外の場所でも、港の中など潮通しの悪い場所では、貧酸素状態となる可能性がありますので、十分注意して下さい
※海水に溶けた酸素量3mg/は生物の生存限界の目安です。