有明海赤潮発生状況速報
1.調査日
令和7年8月22日
2.発生状況
8月22日に渦鞭毛藻のAkashiwo sanguinea、
ラフィド藻類のChattonella spp.、
珪藻類のSkeletonema spp.による着色を確認した。
3.優先種および密度(1ml あたりの細胞数)
・Akashiwo sanguinea 230 cells/ml
・Chattonella spp. 190 cells/ml
・Skeletonema spp. 27,800 cells/ml
4.その他
渦鞭毛藻類のAkashiwo sanguinea、 および珪藻類のSkeletonema spp.は、魚類や貝類に直接被害を与える有害なプランクトンではありません。
ラフィド藻類のシャットネラ(Chattonella spp.)は有害プランクトンであり、海水が着色しない細胞数でも、魚介類を斃死させるおそれがあります。
漁船の活間にシャットネラが 混じった海水が入ると、活かしている魚介類がへい死することがありますので、注意して下さい。
また、魚介類のへい死等が見られたら、有明海研究所ま でご連絡ください。
福岡水技センター